大学生向け履修登録のすすめ

大学

~選択から履修編~

初めに

志望する大学探しや大学に入学する前の準備で「履修登録」なるものは一度や二度は見たことや聞いたことがあるでしょう。

履修登録とは良くも悪くも大学と今までの学校で見られる大きな違いといっても過言ではありません。今回はこの履修登録の中の決定から履修までに着目していきましょう。

履修登録ってなんだ

履修を登録することと言ってしまえばすぐ終わりますが、そもそも履修とは何なのでしょうか?

履修というのは単位を修得するために授業に参加をすることを指しますが、この単位や授業時間に関しては明確な定義が以下のように法律として定められています。

第二十一条 各授業科目の単位数は、大学において定めるものとする。

 前項の単位数を定めるに当たつては、一単位の授業科目を四十五時間の学修を必要とする内容をもつて構成することを標準とし、第二十五条第一項に規定する授業の方法に応じ、当該授業による教育効果、授業時間外に必要な学修等を考慮して、おおむね十五時間から四十五時間までの範囲で大学が定める時間の授業をもつて一単位として単位数を計算するものとする。

大学設置基準 | e-Gov法令検索

大学では45時間分の授業やテスト、自己学習らの合計が「1単位」として定められており、「履修」というのはこの単位を修得することを指すのです。つまり動詞です。ちなみに単位の概念は高校にも存在しており大学が初出ではありません。高校では決められた授業をこなしていくことで単位が取れるようになっているので存在に気が付きにくいのです。

とどのつまり、大学では高校と違い自らの判断自由に授業に参加をして単位を集めていく場所なのです。

基本的にこの単位を特定の年月までに必要な量以上集めることで晴れて卒業することができるのですが、ここら辺は今回のテーマから離れているので割愛します。

さあ履修登録

あなたは大学に入学し履修登録を前にして「さあ登録」と息吹いているでしょう(?)しかし履修登録は自由であるがゆえに扱いを見誤ると痛い目にあう自己責任の世界なので冷静な判断や知識が必要です。そこで履修登録で注意する点を5つ並べます。

  1. 履修登録のガイダンスへの出席
    大学では毎年「履修登録のガイダンス」(以下からガイダンス)が何らかの形で行われます。これには毎年必ず参加してください。この行事は履修登録の資料を配ったり、ある程度の概要を説明したりする行事なのですが、年により取れる単位や特殊な単位(長期休暇中の講座や留学関係、卒業研究など)の内容がころころ変わることがよくあるので出席は必須です。割とこれらの説明や資料が履修登録において一番重要です。
    説明で分からないことがあったら事務室に履修関係の相談を受け持つ窓口も開設されているはずなのですぐに質問に行きましょう。ガイダンスの翌週には授業開始というところもあるので善は急げです。
  2. 講座の見定め
    ガイダンスに参加し授業が始まると同時に履修登録の期限は授業開始後の少し後であることに気が付くでしょう。
    この期間は講座の一回目が行われる期間で受ける講座(必修)や受けたい講座(教養とか)は全てに参加しましょう。
    講座の一回目は内容の説明を行うことが多くそこから講義の様子を知るという理由もありますが、中には一回目から講義を始めることもあるので後れを取らない為にも受けそうな授業の一回目は全部参加をするのが理想です。
    一回目の授業で知り合いを作り、質問しあえるような環境を作るという理由もあります。相手も友達を求めていること場合が多いので最初で話しかければ何とかなります。
  3. 履修講座の選択
    「よし受けたい講座を履修するぞ」と講座を選ぶと時間割で空いたコマで待ち時間がが目立つわ、講義が行われる校舎が別にあるわ、異常にテストが重なったりして忙しくなるわと大体は痛い目にあいます。
    受けたい授業に参加するというのも大学の醍醐味ではありますが、せっかく成人にもなったんだから勉強以外(バイトとか旅とか部活動とか)も楽しみたいというのも本音ではあるでしょう。このため履修登録をする前に空きコマをどれだけどのように作りたいのかをあらかじめ考えておくことが必要です。大体は以下の二つのタイプに時間割は決められます。
    1.空きコマ多め


    メリット
    ・授業の合間に勉強ができる。
    ・テストがある時連続して受けることを避けられる
    デメリット
    ・合間を有効に使わないと成績的にきびしい
    ・一週間の中で多く学校に通うことがある(必要単位数まで取る必要があるため)
    2.空きコマ少なめ

    メリット
    ・授業を詰めることでいつからいつまで学校にいるのかが覚えやすい
    ・うまくやると学校が半ドン(古い!)もしくは授業がない日を作ることができる
    デメリット
    ・再現性が低い(学校の中には必修がほとんどを占めていることもあり自由に選べる講義が事実上少ない場合がある)
    ・テスト期間中はラッシュでテストを受けることがあり、まあまあお手上げな科目が重なることがある。
    以上のように利点、欠点がそれぞれであるので〇曜日は重要な必修があるから空きコマを多くとか楽な講座があるから講座を詰めようとか曜日ごとに方針を決めて、その中で受けたい講座を優先して埋めていけばよいでしょう。
  4. 必修関係、期限、内容(大学側からの指示)
    大学は自由に講座を選べるとかさらっと書いていましたが半分事実ではありません。
    大学では学部や学科ごとに指定期間までに必ず単位を取らなければならない講座も存在しており、取得できなければ大学の中には卒業どころか進級することもままならなくなる場合があります。また大学によっては講座を受ける場所が別になることもあるので内容をよく確認してから履修して下さい。
    最後に履修する科目が決まったらすぐに履修登録を完了させましょう。下手したら期限から一秒過ぎたら受け付けてもらえなくなることもざらにありますし、最初の期限までに登録した人はあとから一時的に追加やキャンセルを行えることもよくあるので登録するか迷ったらすぐに登録する方を選択した方が気は楽です。
  5. 友達、評判(番外編)
    友達が履修登録前にいたらどんな講座を受けるかを共有してみましょう。もしかしたら一緒に履修をして教えあうこともできますし、モチベーションも高めになります。(まあ履修登録をしてから友達を作った方がやりやすいですし、無理に受けたい授業を合わせる必要もないと思います。自分はそうでした)
    実は大学の講座をレストランのレビューみたいに評価をしているサイトがネットに存在しています。(みんなのキャンパスとか)ここで調べると講義がどれほど難しいのか、課題でどんなのが出るのか、出席はいつ取るのかが分かります。(私は大学の授業は受けたいから受けるという気持ちを持ってほしいので評価を鵜呑みにして講座を決めるのはあまりお勧めしません。)

いざ履修

ここまで考え切った末の履修登録お疲れさまでした。大学は規則に従いつつ自ら学習をすることで成長する場所です。学校により選択肢は違えど今までの学校よりはるかに自由なのは間違いありません。
次回は実際に履修をするとは何か?に絞って話を続けようと思います。
良い大学生活を…

次回は履修の際の心構え?

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